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チャートの転換点「上値抵抗線と下値支持線」から値動きを先読みしたブレイク投資法とは⁉

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チャートの転換点「上値抵抗線と下値支持線」から値動きを先読みしたブレイク投資法とは⁉

上値ブレイク投資法をご存知ですか?

この投資法は株式投資、FX、仮想通貨などのチャートが存在するものでしたら全て当てはめて使用することが出来る投資法です。

チャートには上値抵抗線や下値支持線という一定の価格帯が存在します。(後で詳しく述べます。)

この一定の価格帯を突破する(ブレイクする)とチャート上での値動きの勢いは一気に増し、価格がスルスルと急上昇、もしくは急暴落の値動きをします。

このチャートの習性を生かした投資法をブレイク投資法と言います。

買い手の視点からの上値ブレイク投資法が最もメジャーな名称かと思います。

 

【上値抵抗線と下値支持線とは⁉】

ブレイク投資法の基礎知識である上値抵抗線と下値支持線について説明します。

 

株価やFXなどのチャートで取引を行う投資には値動きを押さえつける一定の価格帯がたびたび存在します。

これまで勢いよく上昇してきた株価もとある価格帯まで上昇すると、これまでの上昇がピタリと止まり株価が下落します。

下落が一服したのちに、再び株価は上昇を見せるも再び同じ価格帯で上昇が止まり再度下落します。

この上昇がストップし、株価を押さえつけている価格帯を上値抵抗線と言います。

 

反対に下落トレンドが続いている株価も、とある価格帯まで下落するとこれまでの下落基調がいったんは止まります。

その後、株価は上昇して切り返すような値動きを見せるものも、その株価上昇は一時的で再度下落します。

ですがその下落も最初と同じ価格帯まで株価が下がると、再び下落が止まり再度上昇に切り返します。

この下落がストップし、株価を支えている価格帯を下値支持線と言います。

 

今回は株価で説明しましたが、FXや仮想通貨取引でも同様の考えを当てはめることが可能です。

 

【上値抵抗線、下値支持線が形成される理由】

値動きの上昇、下落をストップさせる価格帯が形成される理由を考えていきましょう。

説明では「上昇する株価」で上値抵抗線を例に説明します。下値支持線は上昇下落を反対にして当てはまればOKです。

 

上値抵抗線となる価格帯は、過去の高値がそのまま上値抵抗線になっているケースが多いです。「チャート上のしこり」とよく言われます。

 

 

上値抵抗線を作り上げる理由の1つに含み損で株を保有する投資家が株価の戻りを待っており、株価が再度上昇してきたらプラスマイナスゼロで売ってポジションを解消しようと今か今かと待っており、これらの投資家の売り圧力が上値抵抗線を形成しています。

 

今の株価は、その高値からは下落している状況で、手元の含み益はおろか当時の購入価格を大きく下回り、口座は含み損を抱えている状態です。

そのため株価が過去の高値まで再び上昇しようものなら、すかさずに売り注文を出してポジションを解消しようと考えています。

上値抵抗線の価格帯に近づくほど売り圧力はどんどん強くなり、株価が上昇し損失が少しでも軽減したタイミングで損切の売り注文を出してくる投資家もいます。世の中には損切りが正しいタイミングで行えない個人投資家が非常に多いです。このような保有株が含み損になっても損切りが出来ずにいつまでも保有し続ける投資家が上値抵抗線を形成していることが分かります。

 

戻り売り圧力以外にもテクニカル的な要因も上値抵抗線を形成する代表的な原因があります。売り建てからの売買の参入が可能である銘柄や為替取引のFX、仮想通貨FXなどが該当します。

 

1度高値更新に失敗した価格帯は再度、上昇しても上値抵抗線に上昇を押さえつけられるため上値突破に失敗する可能性が高いです。

これはテクニカル的な要因で前回、価格が下落し始めた価格帯に差し掛かれば、今回も同様に下落するだろうと先読みする投資家の新規の売り注文が出やすくなっているからです。1度、上値更新に失敗している価格帯に差し掛かると今回も同じような値動きを繰り返すだろうという予測する投資家が多く存在します。前回には無かったこの思考の投資家の売り圧力が新たに追加されたため、上値を更新することが更に難しくなったと言えます。

 

新規の売りポジションが作られやすくなったこととは別に、「株価が戻ることを期待する含み損ポジションの投資家」の既存の売り圧力に加えて、このような投資家心理が次々と生まれたことで、新規の売りポジションの増加し、上値抵抗線はより強靭なものになります。

下落を下支えする下値支持線に関しては、上昇の上値抵抗線とは真逆のケースに置き換えて考えてください。

 

【チャート上にトレンドラインを引くことで、上値抵抗線や下値支持線となる価格帯を判断する】

トレンドラインは値動きの方向性や習性を判断する材料として、非常に有効な手段です。

一見、値動きに一貫性がないようなチャートでも、価格の転換点をつないで試しにラインを引いてみたら値動きの流れが少しずつ分かってくることがよくあります。

 

短期の時間軸のチャートで値動きの方向性が分かりにくければ、少し時間軸を長くしてチャートを分析すると価格が上へ行こうとしているのか、下へ行こうとしているのかが分かることも非常に多いです。

 

【自動でトレンドラインを引いてくれるテクニカル指標】GMOクリック証券

 

トレンドラインを自動記入してくれるテクニカル指標がGMOクリック証券で使用することが出来ます。

価格の転換点となったポイント見つけて上昇トレンドライン、下降トレンドラインを機械的に作成してくれます。

自分が思うトレンドラインとは全く異なるタイプのラインが引かれていることも多く、自身がチャートを見つめる視野を広くすることが出来るのもこのテクニカルチャートの利点の1つであると思います。

株価の転換点に対して機械的にトレンドラインを引いている割に、将来的な株価の値動きの連動率が高いことがテクニカル指標としての性能の高さを証明しています。

【上値抵抗線を突破することで上昇が加速する本当の理由とは⁉】

上値抵抗線の意味とトレンドラインの引き方が分かったことで、ここからはその知識を使った「上値ブレイク投資法」をご紹介していこうと思います。これまで上値を抑えられていた上値抵抗線を上抜けると、これまでの売り圧力は解消され値動きは一気に軽くなり上方向へ勢いよく上昇します。

これは売り注文を保有している投資家の損失回避の買戻しによる価格の上昇圧力です。これらの投資家は上値抵抗線の下で推移している時は、積極的に売り注文を出して利益確定を繰り返していましたが、上値抵抗線を上抜け突破したことで売りポジションの損失回避、もしくは損切のための買戻し注文を出してポジションを解消します。

上値抵抗線をブレイクして上抜けると、上値抵抗線の下で推移していた時には存在しなかった新たな買い需要が生まれます。

・売りのポジションを保有していた投資家の損切による買戻し注文(強制ロスカットも含む)上値抵抗線で上昇が妨げられ、下落すると予想していた投資家たち。
・上値抵抗線となる価格帯の突破後は勢いよく価格が上昇することを知っている投資家たちの新規の買い注文。上値ブレイク投資法。
・新高根更新後は投資サイトの記事の「新高値更新銘柄」などでも取り上げられ、多くの投資家に認知されたことで自然と買い注文が入りやすくなる。

重要な価格帯を価格が上抜けて、状況が変化したことで買い需要が優勢になり、上昇しやすい環境に移り変わりました。

 

 

 

株式の空売り注文を保有(特に売買の少ない中小型銘柄)していた投資家は、特に損失に対する恐怖に敏感です。何故なら空売りの損失額は青天助言うに膨らむからです。100万円分の株式を保有しているなら最大の損失額はそのまま100万円ですが、100万円分の空売りの場合は株価が上昇するだけ損失は膨らむ計算です。

チャートのシグナルとしては下落するパターンを描いていても、突如のニュースで超有名企業との資本業務提携などのニュースが発表されればストップ高が連日で続くといった可能性も十分に考えられます。

この「空売りの損失は青天井である。」という心理が恐怖心を掻き立てることで、強制的に買戻し注文を出さなくてはならない心理状況に陥ります。その結果、狼狽的に買戻し注文が殺到し値動きの勢いに弾みがつくようになります。

 

【今の上値抵抗線は、未来の下値支持線⁉】

現状のチャート内で値動きの上昇を押さえつけている一定の価格帯は、株価がその上値抵抗線よりも下にある時は上昇を妨げる役割をしますが株価が一旦、上値抵抗線を越えてしまうとこれまで上値抵抗線として機能していた価格帯が下値支持線へと変貌してしまうのです。

これは先ほど申し上げた今後も上値抵抗線を高値として切り返して、軟調な値動きが続くと想定していた投資家の空売り注文がこのような値動きを作り上げています。

価格が下がるだろうと上値抵抗線を確認して、売値1000円で空売りポジションを保有。
下落する予想ではあったが実際の値動きは、株価は急上昇し1200円まで一気に到達。
大きく上昇した反動で株価は調整入りし、下落が優勢な値動きが続くなか1000円を割り込むも直ぐに強烈な買い注文が入ったことで底堅さが確認できた。その後は1000円を下回ることなく、再び1100円まで上昇。

この状況はトレードを行っていれば非常に多く見受けられる状況です。
この話の流れから1000円を株価が今回の上昇で超えるまでは上昇を抑える上値抵抗線、1000円を超えてからは下落を支える下値支持線というように同じ1000円の価格帯でも真逆の状況に切り替わったことが分かります。

上記の状況からイメージできるのは、戻り待ちの投資家たちの空売りの含み損のポジションを解消する買戻し注文が株価の下落を支えていることが分かります。
株価が下落して1000円に近づけば、1000円で空売りのポジションを持つ投資家の損失は小さくなります。その瞬間を逃すまいと、株価が1000円を下回ったらここぞとばかりに買戻し注文を市場に出されます。この買戻し注文の量が多ければ多いほど、株価の下値としては底堅くなりより強固な下値支持線となってゆくのです。

 

【上値抵抗線と下値支持線の間ではもみ合い期間が続く⁉】

上値抵抗線、下値支持線の両方が明確に存在するチャートでは「レンジ」と言う一定のボックス圏内での値動きになります。

これは時価総額が大きく取引量の多い成熟企業に多いチャートパターンです。巨大化した安定企業は業績の大きな伸びもなければ、特に目立った業績の不調のニュースなどもありません。そのため株価は上方向にも下方向にも目立った値動きはなく横ばいのレンジ内での株価推移が主なトレンドになります。このような企業のほとんどは空売り注文も可能な貸借銘柄であることが多く、そのためレンジの中で売買が行われているような銘柄が多いです。

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nico

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