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良い所取りの投資手法「テクノ・ファンダ分析」とはなんぞや⁉

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テクノ・ファンダ分析とは

テクニカル分析(チャートや指標を使った分析する方法)とファンダメンタル分析(企業の業績や財務状況、市場の変化から分析する方法)は有名です。

投資手法をこれらの片方に絞るのではなく、テクニカル分析とファンダメンタル分析それぞれの分析手法の良いとこ取りをして融合体にしたのがテクノ・ファンダ分析です。

まずはテクニカル分析とファンダメンタル分析の特長を簡単にまとめます。

「ファンダメンタル分析」とは⁉

企業の業績の良し悪しや世界や日本の経済状況から株価の今後の値動きを分析する投資手法の王道です。

個別の企業で将来的に大きな成長期待が持てる企業で毎期30%増益などの好業績企業が投資対象として狙い目です。

企業の業績の推移や今後更なる業績の拡大期待から「現状の株価の割安感や割高感」「企業の業績の推移から将来的な株価の先読み」を判断したり、

企業の財務状況が分かる資料から経営の安全性、倒産危険性の判断をしたりすることがファンダメンタル分析になります。

良好なファンダメンタルの裏付けのある銘柄は、株価は買われて上昇しやすく、市場の下落局面でも株価は売られにくい傾向にあります。

株式の中長期的な保有で株価が5倍、10倍、それ以上となって莫大な利益を得るためには企業の良好なファンダメンタルが不可欠になってきます。

 

例えば株式投資で非常に有名な「PER」、「PBR」、「ROE」、「配当利回り」なども有名もファンダメンタル分析の投資指標です。

企業業績やその分析の際には貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書などの会社から決算発表の時に公表されている資料を元に分析を行います。

これらは企業の成績表のようなものなので、読み方を覚えればどの分野が優秀で、どの分野が苦手といった企業の特長を判断することが可能になります。

投資指標も決算書分析も、いずれも中長期的な企業の成長を分析するためのものなので投資期間もおおよそ半年以上の中長期投資に向いています。

 

【例1】企業業績の業績は良いのに一時的な売買の需給関係の悪化からPER5倍と、同業種内の企業平均のPER以上に売られている銘柄

→株価の割安感から適正株価に戻す可能性からの株価上昇期待

 

【例2】企業の業績は過去最高益を記録したが、世界的な景気拡大を期待した先駆けた設備投資で翌年度は利益の反動減の懸念。これまで企業の成長期待が高かったため株価はPER25倍、PBR3倍と業種平均値と比較しても買われ過ぎている状態で株価に割高感が感じられる。

→業績の伸びがストップするという懸念から株価の売り注文が出て、株価の下落要因になる。

 

【例3】中小企業だが企業として魅力的な事業を手掛けており、今後の急成長が期待できる。その上、無駄な借金もなく財務基盤は安全で倒産の心配も問題なし。かつ企業の営業利益率も高く効率的に利益を稼ぐ仕組みが構築されている企業。

→企業が小さいながらも事業内容、財務基盤、利益率のいずれも魅力的な内容であるため、企業が事業を続けていけば今後中長期的に大きな成長が期待でき株価の値上がり益に繋がる。

 

 

「テクニカル分析」とは⁉

テクニカル分析とは、簡単にいうと「これまでの株価の値動きのパターンから今後の値動きを予測する」分析手法です。

ファンダメンタル分析のような企業業績や財務基盤などの情報を使用せずに、株価チャートでローソク足とテクニカル指標の情報から今後の株価を分析する投資手法です。

 

株価チャートには市場参加者の心理が描かれています。

株価チャート内で「前回も株価1000円の価格帯まで下落して、そこから株価が上昇に反転しているポイント」を発見することが出来ればそのポイントは市場参加者が積極的に買い注文を出している価格帯であると判断できます。

そのような価格帯では「買い注文>売り注文」で買い手が優勢な状況であるため、株価の下落トレンドが続いていても上昇に反転する可能性が高いポイントであると判断できます。

 

「株価が上昇トレンドの中で一時的に25日移動平均線まで下落したらその近辺で再び買われている傾向にあるから、次に25日移動平均線まで下落したタイミングで購入すれば押し目買いが成功して値上がり益が出るだろう。」といったチャート分析もテクニカル分析の王道の方法です。

過去に1回起こった値動きは、次も同様の動きをするであろうに違いないという考えがベースになっています。

 

テクニカル分析でのチャート分析では様々な指標を使います。
トレンド指標では「移動平均線」や「ボリンジャーバンド」、「一目均衡表」などがあります。

オシレーター指標と言われるものでは「MACD」、「ストキャスティクス」、「RSI」、「RCI」、「サイコロジカルライン」といったテクニカル指標を使用します。

テクニカル分析を行う場合は、あまり馴染のないグラフをいくつも使用するため最初は混乱してしまうと思いますが株取引に限らず、FXや仮想通貨でも同様のテクニカル指標を使用し、トレードを行うには必須な知識であるため最初に覚えておいて損はないでしょう。

 

 

テクニカル分析は中期的、長期的な株価分析にも使用することが出来ますが最も得意とするのは短期的な株価分析です。期間の短い株価分析は、ほとんどテクニカル分析で説明することが可能です。

良く耳にされることのある「株価の押し目買い」や「高値圏での利益確定」などはいずれもテクニカル分析によって投資判断を下していることになります。

 

例えば〇〇ショックのような市場の急落局面などでの株価の値動きはとても激しいものになります。ファンダメンタル分析は一切無視したような値動きのため、このような時はテクニカル分析で対応する必要があります。

テクニカル分析は、分単位の短期売買から2~3週間のスイングトレード、1年以上の長期投資までの様々な時間軸で使用することが出来る万能な投資手法です。

1度習得してしまえばFXや仮想通貨などにも応用して使うことが可能です。

ちなみに当サイト内で紹介している「酒田五法」もテクニカル分析の1つです。

 

 

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つまりのところ「ファンダ・テクノ分析」とは⁉

つまり「ファンダテクノ分析」とはファンダメンタル分析とテクニカル分析のそれぞれの強みを良いところ取りして使用する分析手法です。

お互いの良い所を使うことでお互いの悪い所(短所)もカバーしあうことが可能です。

 

ファンダメンタル分析は先ほどの説明したように中長期的な企業の成長を業績や財務基盤などから分析します。

企業から発表されている貸借対照表や損益計算書などの決算書から分析を行うため、企業の成長性の分析から確かな株価分析が可能になりますが売買の判断を下す対応スピードが遅いことがファンダメンタル分析の欠点です。

企業の決算発表で企業の「増収増益」といった好業績のNEWS報道がされる前に株価は既にずいぶん上昇しているケースが非常に多く見られます。「株価が業績を先に織り込む」といったような現象です。

反対に企業や市場のアナリストのレポートで「〇〇の需要はピークアウトして、業績の伸びは鈍化するだろう。」といった内容の記事が公表されたころには、既に株価は高値からかなり下落しているといったケースも非常に多くあります。

いずれも株価は企業のファンダメンタルを先に織り込みに行くといった現象のため、企業の業績発表や新聞などのニュースから判断を下していては底値で安く購入することも高値で利益確定することも出来ません。

ニュースの速報が市場に流れる頃には既に株価が先に反応しているため、この判断スピードの遅さの欠点にはテクニカル分析でカバーします。

 

株価の中長期的な見通しはファンダメンタル分析で判断し、株価の短期的な値動きにはテクニカル分析で対応することがが最適な手法であると私は考えています。

 

 

 

ファンダ・テクノ分析の使い方

ファンダテクノ分析は、投資対象銘柄の効率的な選別にも使用できます。

日本の株式市場には、上場企業が2000社以上あります。これらの多くの企業の財務諸表全てに目を通して、有力銘柄を見つけ出す作業を行うことは時間的に不可能でありかなり非効率的です。

なおかつ2000社以上の企業が3か月に1度のペースで年間4回の貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書を開示しているので本業でサラリーマンをしつつ株式投資を行う兼業投資家では到底手に負える作業の量ではありません。

実際の所、ファンダメンタル分析で企業の各決算書をこれまでの数年分読むとなると1社だけでも結構な時間を必要になります。

 

 

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ファンダメンタル分析のデメリットをカバーするために、売買のタイミングや株価の変化の先読みに関してテクニカル分析の視点からも考えます。

株価の上昇下落の先読みに関してはテクニカル分析を学べば自然とできるようになります。

そしてファンダメンタル分析を行う企業は、テクニカルで見たチャート分析で株価の値動きが強い企業に絞って分析を行うべきです。

 

最初から財務諸表を全て確認していれば物凄く時間がかかります。1社あたり大体30分程度でしょうか。でもテクニカル分析でチャートから判断するには慣れてくれば1社あたり1~2分あれば判断することが十分可能です。

これは定期的に行う作業なので出来る限り効率化出来る方が好ましいです。

 

つまりファンダ・テクノ分析とは

①テクニカル分析でチャートから株価の値動きの強弱を判断して、先高期待が持てるか判断して分析する企業数を絞る。

 

②ファンダメンタル分析で企業の財務分析や業績拡大が見込めるかの分析を行って、投資候補の企業をさらに絞る。

 

③有力企業が厳選出来たら、再度テクニカル分析で売買のタイミングをはかる。

 

といった流れになります。このファンダ・テクノ分析が私の考える「最も効率的で成功確率の高い投資手法」を確立するためのベースということです。

 

 

 

 

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  • この記事を書いた人

nico

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