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多重移動平均線

多重移動平均線を使った株価のトレンド転換の見極め方

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こちらでは下落トレンド→上昇トレンドに転じた例を見ていきましょう。

こちらでは主に週足を使って案内します。

 

「3436 SUMCO(サムコ)」の週足チャートを使います。

 

結論から言うとこの赤矢印のポイントが「絶好の買いポイント」です。

 

多重移動平均線以外にトレンドラインと下値支持線を使って考えていきます。

2015年の3月の高値の2458円を付けた後に株価調整の期間に突入し、下落基調な期間が長く続きます。3月の高値を始点として、11月下旬につけた高値の1410円を結ぶと上値抵抗線を引くことができます。

 

この2458円の高値を付けて以降、多重移動平均線は全ての期間の多重移動平均線が下方向に向いて、線の間隔も拡大傾向にあることが分かります。

つまりこの期間のSUMCOの株価は、完全な下落トレンドであることが分かります。

下落トレンドの見極め方に関しては「多重移動平均線の使い方~下落トレンドの判断~」で詳しく説明しております。

 

上値抵抗線が引けて下落トレンドが確認できた後は、株価の下値になりそうな価格帯を探します。

 

 

2月で600円まで下落します。一時的に小さく上昇するもその後、4月には再度600円まで下落。ただしこの600円の価格帯を明確に割れることなく推移して一時的ではありますが再度小さな反発を見せため2点底を形成します。

4月に600円の価格帯を更に割り込んで安値を更新しなかったので、ここが1つの下値のめどになりそうなことが分かります。

この時点での上昇パワーは全くなく「2458円の高値から長々と下げ続けてやっと下げ止まったかも?」というようなレベルですが、2回下値を試しても下げなかったので監視銘柄リストに入れておいてもいいかも知れません。

「2点底(ダブルボトム)」を形成した4月以降の上昇も弱いもので、その後600円の下値をもう1度試しに下値を探りにいきます。少しだけ安値を更新しましたが600円を少し割れたところで価格を直ぐに600円台に戻してきています。

 

この段階では「600円の下値支持線を割れなかったら反転上昇が期待できる」もしくは「600円の下値支持線を割れてしまったら心理的節目の500円まで更に下落するかもしれない」のどちらかです。

ここで買うのなら下値支持線として考えられる600円の価格帯近辺で買い、その価格帯を下回ったら損切りして撤退すべきでしょう。

 

その後、600円の下値支持線を割れずに3点底(トリプルボトム)を形成して、価格調整を終えたようなチャートになっています。

 

 

3点底を形成後の株価の動きと照らし合わせながら、多重移動平均線の変化を見ていきましょう。

株価が3点底を形成し下落が一旦ストップしたことによって、多重移動平均線の間隔の拡大もストップしてます。

下方向を向いて拡大基調にあった短期線が下を向く角度が今までよりもなだらかになったのちに横向きになり、その後は順に上向きに方向転換しています。

チャートの右側をみると多重移動平均線同士の隙間が無くなり、多重移動平均線が集束しているのが分かります。

この多重移動平均線が集束したポイントを見つけることが「株価の転換点」を見つけることにもなるのです。この地点で今まで下向きから横向きに変化してきたた多重移動平均線が上向きに転じつつあります。

つまり株価も同時に上昇に向かう可能性が高いことがこの時点で分かります。

 

高値を付けてから3分の1以下になるまで、1年半にわたっ株価調整をしていたのでトレンドが切り替わったとなると先高観に対する期待がわいてきます。

 

SUMCOのその後のチャートです。

 

赤矢印は三点底形成後の多重移動平均線の上抜けた後の買いポイントです。その後、株価は5倍以上になりました。

 

 

 

まとめ

多重移動平均線を使って、トレンドの切り替わりのポイントを見つけ出すコツは多重移動平均線が集束して、今まで下向きだったものが上向きに変わりつつあるポイントを見つけ出すことです。

 

多重移動平均線の集束したポイントを上抜けする時に、出来高を伴って株価が上昇していて価格変化の強さを確認できればなおよいと思います。

 

更に詳しく知りたい方はこちら‼

 

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  • この記事を書いた人

nico

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