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酒田五法で空売りを実践~株価の下落を判断するチャートパターンとは~

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酒田五法 下落相場での売りパターン

専業投資家ケロ
ここでは酒田五法を紹介するよ‼酒田五法を使えば、ローソク足の組み合わせパターンを分析することで未来の株価の値動きを予測することが出来るんだ!
投資初心者ペンペン
なんだかそれ凄そうだな。早く俺にも教えてくれ‼
専業投資家ケロ
組み合わせもたくさんあるから大きく5つの記事に分けて順番に紹介していくね!それじゃ始めるよ‼

記事の構成としては①で酒田五法の基礎知識編を紹介しています。

②~④で株価の局面ごとに酒田五法の分類わけを行い各ページで紹介しています。

専業投資家ケロ
①~⑤までリンクを貼り付けておいたから、興味のあるページに飛んで見てね‼

①酒田五法のチャートパターンの基本形(全5種類)

→酒田五法の基礎。値動きの基本形のチャートパターンの紹介記事。

②底練りからの株価上昇を狙う酒田五法(全9種類)

株価の底値形成の終了時期を判断し、安値の的確なタイミングで買いの遂行を判断するチャートパターン。

③株価の上昇加速、更にもう一段上昇で利益を得る酒田五法(全8種類)

→全9種類の酒田五法の形成パターンの紹介記事。既に底値形成後から上昇してきた株価の上昇加速、更にもう一段の上昇を開始することを見極めるチャートパターン。(中段保ちあいも含む)

④株価の天井で利益確定を行う酒田五法(全8種類)

→全9種類の酒田五法の形成パターンの紹介記事。株価の天井を判断。株価の上値の重さを判断し、下落を開始する前に高値圏で利益確定のタイミングを見極めるチャートパターン。

⑤株価の下落局面を見切る酒田五法(全9種類)

→全9種類の酒田五法の形成パターンの紹介記事。株価が下落トレンドを開始する転換ポイントを予測し、下落局面で新規の買いを行わない判断を下し、空売りのタイミングを判断するチャートパターン。

 

 

専業投資家ケロ
株価の更なる下落を判断するチャートパターンの紹介記事だよ!

既に株価は下げ基調になっている状態から、更に下落するのが今回のパターンだね。

投資初心者ペンペン
つまりここは空売りだな。これが出来たら一人前だ。

 

専業投資家ケロ
この中にはつい底値形成のサインと見間違いがちなチャートパターンも含まれているから注意しよう!
投資初心者ペンペン
確かに。「底値での買い場探し」で頭がいっぱいだとうっかり判断を間違えてしまうかもしれねぇな。

 

酒田五法のこのチャートパターンが株価底値圏で出現すると、これまで下げ基調だった株価がここから更に下落することが考えられます。

途中で下落が止まるような値動きが一時的に見られるケースもありますが、これは下げ止まり(売り需要減少、買い需要増加)の正しい動きではなく既存の売り手の利益確定の買い戻し注文であることが分かります。

 

この利益確定の作業が完了すると再び下落することが予測されます。

株価が安くなったからといって安易に新規購入もしくはナンピン買いを行うのではなく今後の株価の動く傾向を知っておくことで誤った判断をしてしまうことを防ぎましょう。

 

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「下値遊び」とは

チャート形状

「下値遊び」のチャート解説

ポイント①

株価が大幅に下落したのちに横ばいの期間が続きます。ここが酒田五法で言う「下値遊び」のチャートパターンになります。

大陰線後にも連続的に株価が下落するのではなく「底値形成」のようなチャート形状を描いているところに注意です。ただ注意したいのはこれは底値を形成しているのではなく「株価のもみ合い期間」であるということです。

つまり株価の下落トレンドの中段もみ合いにすぎません。買いポジションを持っている銘柄だと、ついつい底値形成だと期待してしまいがちですがここから大暴落の可能性も考えられるので注意したいところです。

 

ポイント②

このポイント②では酒田五法「下値遊び」のチャートパターン形成後に勢いよく窓を開けて下落しています。

これで先ほどの価格帯での横這いは底値形成ではなかったことが明確になりました。

持ち株があれば多少の含み損を抱えていようと、思い切って損切りして手放しておく方が無難です。この程度の下落では終わらない可能性が考えられます。

 

「下放たれ二本黒」とは

チャート形状

「下放たれ二本黒」のチャート解説

 

 

ポイント①

このチャートパターンが出現する時は既に下落トレンドが始まっている状態から更に下落していく可能性が高いと考えられます。

この日は寄付きから多くの成行の売り注文が殺到して窓を開けて大幅に下落しているのが分かります。

「空売り注文の売り乗せ」と「買い方の損切りの投げ売り」が同時に出ると、このように勢いよく下落していくことが考えられます。

 

ポイント②

ここで反発買いがほとんど入っていない点に注目です。下落トレンドが続き窓を開けて下落した翌日は、自律反発の値動きを狙って買い注文が入るケースが度々あります。

ですが今回の酒田五法「下放たれ二本黒」のケースは陰線で終えています。

厳密にいえばこの大陰線の上髭が一時的に自律反発狙いの買い注文であった可能性が考えられますが、その後に大量の売り注文が出現し買い注文がかき消されてしまい、結局は大陰線で終えています。

 

このように陰線が続くようだと、株価の底が抜けてここから大きく下落する可能性が考えられます。

自律反発が入ってもその下落していくケースはありますが、今回は「自律反発の値動きすら入らないため、株価の値動きは相当弱い。」ということが考えられます。

 

持ち株があれば多少の含み損を抱えていようと、思い切って損切りして手放しておく方が無難です。この下落では終わらない可能性が考えられます。

 

 

「下放たれタスキ」とは

チャート形状

「下放たれタスキ」のチャート解説

 

 

ポイント①

下落トレンドが続いてきたのちに、窓を開けて更に大きくする局面です。

ここでは寄付きから成行注文での投げ売りが殺到し、大きく下落しているのが分かります。下落トレンドから更に大きな下落のため、株価の自律反発の値動きを狙った買いを出す投資家も出てくることも予想できます。

 

ポイント②

ポイント②では陽線が出現します。ただこの陽線には株価の底打ちを形成する力強さはありません。

このチャートパターンで酒田五法「下放たれタスキ」の完成です。下放たれタスキは、大きく下落した翌日に株価は高く寄り付くも「窓を開けていない」ことに注目です。

前日よりも寄付き時点から高く始まり、取引時間中も株価は更に上昇しているので株価底打ちのサインかと考えて新規で買っている投資家もります。

一時的には反発しているので短期で取引するには良いですが、この翌日以降の値動きを考えると下落局面が予想されます。

ここで底打ちと判断して誤って買いをいれた投資家のポジションがのちに売り圧力として下落を加速させることになります。

 

ここで上昇しているのは「既存の空売り注文の利益確定の買戻し」と「株価の自律反発の値動きを狙った短期ポジションの買い注文」であるということが想像できます。

どちらも長く続く動きではなく短期的なものでこれらの投資家の買い注文が完了するころには再度、売り需要が勝る展開になり下落トレンドの再開が予想されます。

それを予想した空売り筋の投資家はこのポイント②の陽線から空売り注文をどんどん仕掛けてきます。

今後は株価下落の展開が予想されるため、「買いポジションを持っている方は損切り」、「空売りを狙っている方はポイント②でポジション形成」で動くようにしましょう。

 

持ち株があれば多少の含み損を抱えていようと、思い切って損切りして手放しておく方が無難です。この程度の下落では終わらない可能性が考えられます。

 

「バケ線」とは

チャート形状

「バケ線」のチャート解説

 

 

ポイント①

下落トレンドが続く中で突如、大陽線が出現します。ローソク足単体で見た場合は強い値動きであることを表しているので、株価の底入れを期待しがちですがこれはダマしの値動きである可能性が考えられます。

 

そのためこの大陽線1本のみで「買い」だと判断することは早計です。

会社に取って、よっぽどの好材料が発表されたような時は別ですが何もニュースが流れていないようなら、デマ情報から一部の投資家が買いに動いている可能性が考えられます。このケースは先回り買いをするのではなく、翌日の値動きが分かるまで待って判断するのが無難でしょう。

 

ポイント②

前日の終値よりも安く寄り付いて、その後も大きく売られて大陰線で下落して終えます。この段階で前日の大陽線はダマしの値動きであったことがほぼ確実となり、同時に酒田五法の「バケ線」も完成です。

 

ここからは更なる下落が続く可能性が考えられるので持ち株があれば多少の含み損を抱えていようと、思い切って損切りして手放しておく方が無難です。この程度の下落では終わらない可能性が考えられます。

空売りを行うのならポイント②の寄付きで安く値が付いた時点で、判断して動いても良いように思います。

 

 

「下放たれ並び赤」とは

チャート形状

「下放たれ並び赤」のチャート解説

 

株価の下落トレンドが長く続いたのちに窓を開けて大きく下落します。この日は寄付きから投げ売り的な成行の売り注文が殺到して大きく下落しています。

下落してからは多少の買い注文が入っているので、小さな陽線で終える取引を終える日が2日連続します。ただこれらの陽線にはこれ以上上昇する力もなくこの価格水準でとどまるのが精いっぱいの状態です。

 

ここでは「下落トレンド→大幅下落→陽線2本」で底打ちと考える投資家も多いのではないでしょうか。ただしこれの「下放たれ並び赤」の完成は、今後の株価大幅下落の前兆であることに注意したい。

 

持ち株があれば多少の含み損を抱えていようと、思い切って損切りして手放しておく方が無難です。陽線が出現しているので株価の反転に期待してしまいがちですが、この程度の下落では終わらない可能性が考えられます。

 

 

「二ツ星・三ツ星」とは

チャート形状

 

 

 

「二ツ星・三ツ星」のチャート解説

 

ポイント①

株価の下落トレンドが続いてる中で、大陰線で大きく下落します。

すでに価格を結構切り下げてきているので、翌日以降の値動き次第では株価の反転が期待できると考える投資家も中にはいる状態です。

 

ポイント②

ポイント②では短いローソク足が2つもしくは3つ連続して並ぶチャートパターン。これで酒田五法の「二ツ星・三ツ星」の完成。

 

このチャートパターンが出現すると、上げ相場でも下げ相場でもこれまでの値動きが継続すると判断できます。

今回のような下落相場で「二ツ星・三ツ星」が出現するとこれから下落する為のエネルギーをため込んでいる状態です。

 

株価が大きく下落したので反発上昇を狙った投資家が買い注文をいれています。ただその後、予想通りに上昇しないとみるや損切りか手放し売りに動きます。そこに空売り注文も売り圧力としてのしかかってくるとなると、更に株価は下落するのは間違いないでしょう。

 

この「二ツ星・三ツ星」を形成後には、株価が下落すれば更に大きく下落するであろうことが考えられます。

 

持ち株があれば多少の含み損を抱えていようと、思い切って損切りして手放しておく方が無難です。この程度の下落では終わらない可能性が考えられます。

積極的に動くのなら買い注文を損切りして、空売りを新規で仕掛けるのもありでしょう。

 

 

 

「下放たれ二本黒」とは

チャート形状

「下放たれ二本黒」のチャート解説

 

 

ポイント①

このチャートパターンが出現する時は既に下落トレンドが始まっている状態から更に下落していく可能性が高いと考えられます。

この日は寄付きから多くの成行の売り注文が殺到して窓を開けて大幅に下落しているのが分かります。

「空売り注文の売り乗せ」と「買い方の損切りの投げ売り」が同時に出ると、このように勢いよく下落していくことが考えられます。

 

ポイント②

ここで反発買いがほとんど入っていない点に注目です。下落トレンドが続き窓を開けて下落した翌日は、自律反発の値動きを狙って買い注文が入るケースが度々あります。

ですが今回の酒田五法「下放たれ二本黒」のケースは陰線で終えています。

厳密にいえばこの大陰線の上髭が一時的に自律反発狙いの買い注文であった可能性が考えられますが、その後に大量の売り注文が出現し買い注文がかき消されてしまい、結局は大陰線で終えています。

 

このように陰線が続くようだと、株価の底が抜けてここから大きく下落する可能性が考えられます。

自律反発が入ってもその下落していくケースはありますが、今回は「自律反発の値動きすら入らないため、株価の値動きは相当弱い。」ということが考えられます。

 

持ち株があれば多少の含み損を抱えていようと、思い切って損切りして手放しておく方が無難です。この下落では終わらない可能性が考えられます。

 

 

「入り首・アテ線」とは

チャート形状

酒田五法 入り首

 

 

酒田五法 アテ首

 

「入り首・アテ線」のチャート解説

 

酒田五法 入り首

 

酒田五法 アテ首

 

 

株価の下落トレンドが続いている中で、寄付きから多くの成り行き注文が出て窓を開けて下落します。その後は「割安とみた新規の買い注文」もしくは「空売り注文の利益確定の買戻し」で一時的に買いが入り、陽線で引けます。

 

この日の陽線の価格の戻し方が前日の陰線に対して、どこまで値を戻すかで酒田五法としての呼び名が変わります。

 

前日の安値までしか価格を戻せなかった陽線「アテ線」と呼ばれます。

に対して、前日の陰線にかぶるような形でローソク足内まで戻した陽線「入り首」と呼びます。

 

寄付きで安く始まった後は、買い注文が入ったが買いの反発上昇もここまでで以降は下落が再開することが高確率で予想されます。

 

株価が安寄りしてからの買戻しで、前日の価格を上抜けない場合は弱気サインと判断できる。

前日陰線をすっぽり包み込むような大陽線で株価の切り返しが強い場合はトレンドの転換も考えられるがこちらの「入り首」と「アテ首」はともに売り判断を下すべきでしょう。

 

 

持ち株があれば多少の含み損を抱えていようと、思い切って損切りして手放しておく方が無難です。この程度の下落では終わらない可能性が考えられます。

「捨て子線」とは

チャート形状

「捨て子線」のチャート解説

ポイント①

寄付きから大量の成り行き売り注文が出て窓を開けて下落して、十字線(クロス線)が出現します。

十字線(クロス線)は、「買い需要=売り需要」でそれぞれのエネルギーが拮抗している状態です。

そのためこのポイント①の段階では、更に下落する可能性もあれば、逆に底打ち後の反転上昇の可能性も考えられます。

ここでは判断が下せない状態です。

 

ポイント②

前日の十字線(クロス線)よりも、窓を開けて下落して陰線で終えています。この陰線は前日の十字線(クロス線)の買い需要と売り需要が拮抗した状態が下落方向に動いたことを表しています。

 

陰線で終えているので、もちろん「売り需要」が勝っている状態であるということが分かります。しかも寄付きから相当量の売り注文が出て窓を開けた下落になっているので、この需給関係の変化は明確であると考えられます。

 

持ち株があれば多少の含み損を抱えていようと、思い切って損切りして手放しておく方が無難です。この下落では終わらない可能性が考えられます。

 

今回の酒田五法の「捨て子線」のケースは陰線ですが、ここが逆に「下値を切り下げることなく陽線が出現」もしくは「翌日から上放たれて寄付き陰線」で終えたケースは、底打ち後の反転上昇になる可能性が考えられます。

そのためポイント①の段階では、先回りしないように注意が必要です。

 

 

最後に

投資初心者ペンペン
酒田五法で株価分析をする際の注意点があるらしいぞ‼
専業投資家ケロ
チャートのローソク足のパターン形成は、同じチャート形状でも株価の高値圏で出現するか安値圏で出現するかで全く意味が異なってくるよ。

そのため株価位置を少し長い時間軸のチャートで見てから酒田五法を照らし合わせて分析するようにした方が良いよ‼

投資初心者ペンペン
なるほどな‼底値形成時に出れば底打ちのサインでも、株価の高値圏で出ればまだまだ下落トレンドの初動で株価下落が続きそうだもんな。なるほど。

 

以上、こちらの記事では株価の先行きを酒田五法で判断するチャートパターンを紹介してきました。

 

ですが酒田五法のサインが出たからといって必ずしも株価がその方向に動くとは勿論限りません。

チャートのパターン形成を分析する限りは完璧といえるようなローソク足の組み合わせでも実際はダマシの値動きになり、本来の想定される値動きの方向とは逆に動き損失を被ることも十分に考えられます。

ダマシに遭遇しないために最もお勧めなテクニカル指標が「出来高」と値動きを合わせて分析する出来高分析が筆者はお勧めです。

「酒田五法」で今後の値動きの方向性を分析し、「出来高」の増減を照らし合わせて更に分析することで値動きの信頼性の裏付けの判断を下すことが出来ます。

数多くのテクニカル指標がある中でダマシによる想定外の値動きを回避するために最も優れているテクニカル指標が「出来高」であると考えているのでチャート分析を更に深めたい方にはおススメです。

↓当サイト内ではこちらの記事でご紹介しています。

「出来高分析」で市場の需給関係を判断し、株価の今後の値動きを予測する‼

 

酒田五法を学ぶ書籍

 

酒田五法の当サイト内でのリンク集

専業投資家ケロ
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④株価の天井で利益確定を行う酒田五法(全8種類)

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