酒田五法で株の底値買い~下落トレンドの反転を判断するチャートパターンとは~


[speech_bubble type=”fb” subtype=”R1" icon=”0001.JPG” name=”専業投資家ケロ”] この記事では酒田五法を使って「底値形成を判断し、少しでも安い株価で購入できるようになるスキル」を紹介しているよ‼[/[/speech_bubble]p>

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酒田五法「鍋底」とは?

酒田五法/鍋底のチャート画像

「鍋底」のチャート解説

酒田五法/鍋底の解説チャート画像

「鍋底」のポイント⓵

「鍋底」は相場が下落トレンドに突入し、株価の低迷期間が長く続いたのちに現れるチャート形状です。

ポイント①では、長期間にわたって株価の底値形成の期間が続きます。

直近安値を2度、3度と下抜けようと試みるも、安値を切り下げることなく株価は推移します。(日足チャートでは1~3か月ほどの期間が目安。)

POINT

このような値動きを繰り返すことで底堅さを確認でき、底練り期間のチャート形状が「鍋の底」のような形をすることから酒田五法ではこのチャートパターンを「鍋底」と呼びます。

鍋底の形成と同時に「二点底」もしくは「三点底」のようなチャートパターンも確認できていれば株価が上昇に転じる可能性は更に高くなります。

「鍋底」のポイント⓶

株価の調整期間が進み底値形成を確認でき、「見直し買い」が入り需給が好転します。

窓を開けて大陽線の出現により、鍋底が完成しました。

この大陽線に出来高が伴えば値動きの信頼性が高くなります。

⚠注意

出来高が増加しない大陽線はダマシの値動きになる可能性が高いです。

大陽線で飛びついた買いのポジションは将来の売り圧力として存在します。

中途半端な株価上昇は買いポジの増加(将来的な売り圧力)になり、底値練り期間が更に長くなる可能性があります。

酒田五法「たくり線」とは?

酒田五法/たくり線のチャート画像

「たくり線」のチャート解説

酒田五法/たくり線の解説チャート画像

「たくり線」は下落トレンドの売りの出尽くしを確認できたことでトレンドが反転するチャート形状です。(買い手の投げ売り)

「たくり線」のポイント⓵

ポイント①では株価の下落トレンドが長期間続くチャートであることを確認します。

この株価下落期間は長ければ長いほど「たくり線」の信頼度が高くなります。

POINT

下落トレンドの期間は重要です。

短ければ最後の見切り(投げ売り)が出ない、もしくは偽物である可能性があるので株価調整が十分に進んでいる株価チャートであることを確認しましょう。

「たくり線」のポイント⓶

下落トレンドが続いたのちに「実態が小さく、下ひげの長いローソク足」が出現します。これが「たくり線」です。

寄付きから窓を開けて下落し、取引時間中には更に大きく下落します。

損失覚悟で売って逃げなければ大損になる」と考える市場参加者の投げ売りで大きな下落になりますが、「急落=買い」と判断する投資家の買いにより「たくり線」が形成されて株価の下値が確認できトレンド転換が近いと予測できます。(=セリングクライマックスと同様)

POINT

株価下落が加速するポイントで株を購入するには勇気がいりますが、このようなタイミングほど絶好の買い場です。

「たくり線」がダマシになり、安値を更新するようであれば安値更新時に損切りをしましょう。

たくり線の確認で購入すれば損切りになっても損失を小さく抑えられますし、上昇すれば安値で購入しているため大きな値幅が取れます。

⚠注意

酒田五法には「たくり線」と似た「首つり線」があるので注意です。

「たくり線」は下落基調の株価の底打ちの際に出るサインですが、「首つり線」は高値圏で推移する株価の下落に転じる直前に出る天井形成のサインです。

首つり線もローソク足はたくり線と同じですが、出現したポイントが高値圏なのか、安値圏なのかで意味が違います。


酒田五法「下位で陽線五本」とは?

酒田五法/下位で陽線五本のチャート画像

「下位で陽線五本」のチャート解説

下位で陽線五本の解説チャート画像

「下位で陽線五本」のポイント⓵

株価は下落トレンドの期間に十分に売りを消化し、下落トレンドの後半であることを確認しましょう。

株価の下落に拍車がかかり、高値より株価水準が大きく下がっていることが重要です。

「下位で陽線五本」のポイント⓶

下落相場が続いたのちに底値圏で「陽線が5本連続」で出現すると、「下位で陽線五本」の完成です。

日足チャートであれば、ポイント②の寄付きは前日終値よりも安く始まります。

ですが取引時間では買い優勢で、株価は上昇して取引が終了します。

これを5日連続で確認できたチャートが「下位で陽線五本」です。

「同じ価格帯で買いが継続し、陽線が5本連続する」ということは買い需要優勢で、株価の更なる下落の可能性は低い判断できます。

酒田五法「二本の差し込み線」とは?

酒田五法/二本の差し込み線のチャート画像

「二本の差し込み線」のチャート解説

「二本の差し込み線」のポイント⓵

酒田五法/二本の差し込み線の解説チャート画像2

差し込み線とは、株価が大きく下落した翌日の寄付きも下落するも取引時間中に買われて陽線で取引を終えたケースです。

2日間のローソク足を合わせて1本のローソク足として考えます。(図内の⓷)

ローソク足⓵と⓶を合わると⓷のような下ヒゲの長いローソク足になります。

取引日は異なりますが、下落した翌日に直ぐに買われているため下髭から安値での買いは強いと判断できます。

「二本の差し込み線」のポイント⓶

二本の差し込み線の解説チャート画像1

こちらのチャートでは「差し込み線」が2回目出現していることが確認できます。

「2本の差し込み線」が同じ価格帯で2回連続出現していることから、底値を判断するチャートパターンです。

2回安値を確認しているため「二点底」と同じ類のチャートに分類されます。

酒田五法「放たれ七手変化底」とは?

酒田五法/放たれ七手変化底のチャート画像

「放たれ七手変化底」のチャート解説

酒田五法/放たれ七手変化底の解説チャート画像

「放たれ七手変化底」のポイント⓵

株価はこれまで既に下落トレンドで長く推移してきたのちに、更に窓を開けて大きく下落します。

悪材料により翌日の寄付きから狼狽的に売られて下落するようなケースが多いです。

そのためポイント⓵の時点では、まだ買いを判断してはいけません。

「放たれ七手変化底」のポイント⓶

ポイント②では下落はまだ続くものの、大きく安値を切り下げるような動きはありません。

トレンドが「下落→横ばい」に切り替わり、陽線の出現率も高くなり変化が見られ底堅さも確認できます。

横ばい後に大陽が出現して底値圏を脱する動きが酒田五法の「放たれ七手変化底」です。

POINT

このような値動きの背景には「値ごろ感」「悪材料の出尽くし」と判断する投資家の増加が考えられます。

「放たれ七手変化底」のように窓を開けて株価が急落したチャートでは「窓埋め」が上値の1つの目安です。

酒田五法/放たれ七手変化底の解説チャート画像2


酒田五法「連続下げ三手放たれ三ツ星」とは?

酒田五法/連続下げ三手放たれ三ツ星のチャート画像

「連続下げ三手放たれ三ツ星」のチャート解説

酒田五法/連続下げ七手放たれ三ツ星のかい

「連続下げ三手放たれ三ツ星」のポイント⓵

株価が下落トレンドの後半で、窓を開けて大きく下落します。(悪材料の発表など)

ここまでは「放たれ七手変化底」と近い値動きです。

「連続下げ三手放たれ三ツ星」のポイント⓶

ポイント②の「十字線(クロス線)」の出現がポイントです。

この「十字線(クロス線)」とは投資家の迷いを表すローソク足になります。買い需要と売り需要が拮抗している状況です。

「窓開け大幅下落」で下落基調で推移するも、十字線(クロス線)の出現で「買い需要=売り需要」の拮抗状態になったと判断できます。

その後、大陽線が出現します。「売り手優勢→拮抗(十字線)」から大陽線が出現したことで一気に買い手が優勢になりこれまでの需給関係が反転します。

この大陽線が株価トレンド転換のサインでです。株価上昇に加え、出来高急増が伴っていると更に信頼の高い買いシグナルと判断出来ます。

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酒田五法「放たれ五手黒一本底」とは?

放たれ五手黒一本底のチャート画像

「放たれ五手一本底」のチャート解説

酒田五法/放たれ五手一本底の解説チャート画像

「放たれ五手一本底」のポイント⓵

下落トレンドの中で窓を開けて大きく下落することから「放たれ五手黒一本底」の形成が始まります。

株価は下落トレンドの中の急落で、大損の恐怖心を感じ多くの投資家が投げ売りします。

中には「急落=買い」と逆張りで購入する投資家がいるものの、弱い値動きが続いたことで見切り売りから大陰線が更に出現します。

この大陰線の出現は「売り圧力の出尽くし」で、株価反転の第1シグナルと予測できます。

「放たれ五手一本底」のポイント⓶

放たれ五手一本底のチャートパターンには、大陰線が出現した翌日のローソク足が非常に重要です。

上記のチャートのように寄付きから買い注文が殺到し、前日の終値よりも翌日に寄り付き値が高く始まり取引時間中には更に上昇すると理想の値動きです。

陽線の終値は前日の大陰線の真ん中よりも上で引けており、出来高の増加が確認できれば反転サインとしては良いシグナルです。

酒田五法「三手大黒線」とは?

酒田五法/三手大黒線のチャート画像

「三手大黒線」のチャート解説

酒田五法/三手大黒線の解説チャート画像

「三手大黒線」のポイント⓵

三手大黒線も下落トレンドが続いてきた安値圏で3本の大陰線が連続で並ぶチャート形状です。

「大陰線=株価は弱い」と判断するのが通常ですが、「三手大黒線」は寄付き値がポイントです。

ローソク足は大陰線ですが2本目と3本目の大陰線の寄付きは前日の大陰線の真ん中である点に注目しましょう。

ですがこの時点では「寄付き買いが活発」とも「取引時間中は値動きが弱い」とも受け取れるので、まだ下落トレンドが反転とは分かりません。

「三手大黒線」のポイント⓶

ポイント⓶では大陽線が出現します。(=下落トレンドの終了サイン)

寄付きは前日の終値とほぼ同じ価格で取引が開始しますが、株価がこれ以上下がらないと判断すると多くの買いが入り大陽線が形成されます。

陽線でも「コマ」のような小さな陽線では上昇の勢いが弱くトレンドの転換にはなりません。

「大陽線+出来高急増」のサインを確認しましょう。

酒田五法の「三手大黒線」の出現後は、1ヵ月ほど株価は上昇しやすいと言われているため覚えておきたいサインですね。

酒田五法「捨て子線」とは?

酒田五法/捨て子線のチャート画像

「捨て子線」のチャート解説

酒田五法/捨て子線の解説チャート画像

※上記の「三手大黒線」と似通ったチャート形状です。大陰線の後に「十字線(クロス線)」が出現したのちに完成するのが「捨て子線」です。

「捨て子線」のポイント⓵

下落トレンドの中、大陰線が出現して大きく株価が下落したのちに「十字線(クロス線)」が出現します。

POINT

「十字線(クロス線)」とは株価の方向性の迷いを表すローソク足です。取引時間中の値動きから投資家の買い需要と売り需要が拮抗していることがこのローソク足から判断できます。

寄付き値こそ前日より安く始まり、一旦は売られるものの最後は下ヒゲとなり買いの強さが確認できます。

「売り手」有利の下落トレンドから、十字線(クロス線)の出現で「買い需要=売り需要」の拮抗状態に切り替わったと確認できます。

「捨て子線」のポイント⓶

ポイント①の後に陽線が出るか、陰線が出るかで判断が変わります。

大陽線が出現すれば「株価底入れ→上昇トレンド」になる可能性が高いと判断できます。

POINT

十字線の翌日が陰線になれば下落トレンドは継続すると判断しましょう。

十字線で買い需要と売り需要が一旦は拮抗するものの、売りの勝利により下落トレンドが再開するケースです。

このケースは安値の更新で損切りを行うようにしましょう。

まとめ

まとめの画像

[spe[speech_bubble type=”fb” subtype=”R1" icon=”0001.JPG” name=”専業投資家ケロ”]ソク足は、同じチャート形状でも高値圏or安値圏で意味が全く違うよ。

株価位置を長期チャートで確認してから株価分析をするようにしよう‼[/spee[/speech_bubble]p>[speec[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1" icon=”0002.JPG” name=”投資初心者ペンペン”]ほどな‼底値形成サインでも、出現場所が高値圏だと下落トレンドの初動でまだまだ株価下落が続くということか。[/speech[/speech_bubble]v class="box-gray">

≪酒田五法を学ぶ書籍≫

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