スマートOCRが国税調査に採用!

スマート OCR(AI-OCR)が令和2年国勢調査などを対象とする「AI 技術を用いた文字認識サービスの提供業務」に採用
今回の材料のスマートOCRとはAI-OCR技術を使った技術で、簡単に言えば紙の書類をデータ化して読み取る技術です。
AIを組み合わされてたOCRなので、従来式のOCRで読み取れなかった書式や文字なども読み取れます。
業績への寄与は?
今回の材料で7325 アイリックコーポレーションの業績寄与を確認します。
材料から計算する業績への影響は「3.26億」です。
【セクター別業績】
事業 | 売上 | 構成比 |
---|---|---|
保険販売 | 655百万 | 67% |
ソリューション | 284百万 | 29% |
システム | 34百万 | 3.5% |
AI-OCRはシステム事業に含まれるため、「3400万→3.6億」の+1000%と急増します。
全体売上は40億くらいなので+3.2億は約8%の押上効果が期待できます。
21年6月期の予想がシステム事業全体で0.7億なので、なお見栄えの良い業績になりそうです。

アイリックコーポレーションに対する投資家の期待値は本業の保険販売ではなく、もともとAI-OCRに向いていた可能性が高いです。
期待値の高いセクターの伸びが加速しているため、かなりの高インパクトです!
AI-OCR関連銘柄は?
アイリックコーポレーションのライバルとなりそうなAI-OCR関連銘柄を探しました。
【AI-OCR関連の上場企業】
銘柄名 | サービス |
---|---|
4488 AIinside | DX Suite |
4427 EduLab | DEEP READ |
3768 リスクモンスター | 決算書AI-OCR |
3992 ニーズウェル | AIリモート教育 |
AI insideのAI-OCR丁ド本命銘柄を除くと、AI-OCRのサービスを直接提供する企業は見つかりませんでした。
↑のEduLabとかリスクモンスター、ニーズウェルはAI-OCRを組み込んだサービスを提供する企業です。
補足
追加の比較材料
11/24にAI-OCR による自動車保険見積もりサービスの材料が出るも株価は無反応。
オープンハウスとの業務提携
同時にオープンハウスと「法人顧客、富裕層向けサービスにおける業務提携」も開示してますがこの材料は株価にはほぼ影響無しかと思います。
AI insideの株価は?
AI-OCRの大本命の「4488 AIinside」はコロナショックの安値14,000円から株価が爆上げして高値の96,000円までなんと6.8倍です。